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勇者と盟友の物語は、新たな章へ。
ver2.2に入るところで、ページを改める。


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[#13] 7/03

今回から、ver2.2「紡がれし勇気の絆」の物語が始まる。

さらに行動範囲を広げつつ、真のレンダーシアでクエストをこなす。
ver2.1と異なり多くは単発クエストで、話も短い。

まずはノガート兵士長から、トーマ王子の遺体捜索の件について聞く。
棺に入っていた副葬品が、アラハギーロ経由で城下の防具屋に流れ着いたそうだ。
さらに集めた情報によると、砂漠の土竜という盗掘団が容疑者に浮上した。


その盗掘団のアジトは、ピラミッドにある。
DQ3のピラミッドのBGMが使われ、いかにもトラップがありますって雰囲気だ。
実際、あちこちに落とし穴がある。

DQ10-170

見ての通り、ひとくいばこやミミックが通常エンカウントでも出てくる。
宝箱も多いが、予想に反して罠は無かった。探し当てた範囲においてはだが。

むしろ要注意はダーディードール。小さくて黒いため、シンボルが目立たずうっかり回避し損ねる。
戦闘ではアサシンアタックに要注意だ。運が悪いと一撃される。


入り組んだ長い道のりを踏破すると、砂漠の土竜に出くわす。
モルバ団長をはじめ、ここで登場する限りでは3人組だ。他に団員がいるかもしれないが。

ここでは彼らが呼び出すグレイブディガーとのボス戦。紫のアームライオンだ。
3回行動するが、ためるを多用するので攻撃頻度はそこまで高くない。
激しく切り裂く4回攻撃は、後衛に当たれば一撃KOもあり得る。
さらにジバルンバと、まれにだがドルマドンを使う。

まずは物理攻撃への対策を考えたいが、攻撃力低下は入りにくそうだ。
だが運よくマヌーサが決まってくれて、一気に有利に。
前衛はアイギスの守りで防げるので、後衛にどれだけ攻撃が来ないかだろう。
ジバルンバを使われたら、ダストンを呼んでトラップジャマーを使う。
もちろんSHTはすぐ解除。再びテンションをためさせて、攻撃を抑制する。

あとは、マヒャド、ライデイン、ドルモーアと呪文で攻める。
いずれも魔力上昇×2と暴走なら1000ダメージ以上を出せる。

DQ10-171

前列にいる女3人の威圧感。
盗掘団はアラハギーロ王国の兵士により逮捕されるが、トーマの遺体は見つからず。
彼らが来た時には、すでに棺には副葬品しか入っていなかったという。

この件は未解決のまま保留される。


次のクエストでは、モンセロ温泉へのお使いを頼まれる。
名前だけは、いたストで聞いている。アンルシアが話に出していた。
エルトナ大陸アズランと並ぶ、アストルティアで特に有名な温泉らしい。
こちらも成分にリホイミウムが含まれ、入るとHPが少しずつ回復する。

今回は試練の門のボス戦あり。
モンセロ温泉は偽りの世界には存在しないため、回り道は不可。

DQ10-172

現れたのは、エレメント5人組。エレメンツというらしい。
シンプルに攻撃力の高いレッドの熱血大回転や、ブルーが使う輝く息も強烈だが
それ以上に注意すべきは状態異常。
ピンクの甘い息は成功率が高い上、ラブリースピンに魅了がつく。
ブルーはザラキーマ(ブリザード由来?)、イエローはメダパニーマを使い、
さらにグリーンのアシッドブレスは攻撃力&守備力が2段階下がる。

これだけの状態異常のラッシュを、まともに相手してなどいられない。
まず全員にキラキラポーンを回して、それから攻撃しよう。
主力は全体攻撃、暴走マヒャドとライデインで攻める。
怒りモードはロストアタックで消そうにも追いつかないので、スルーで。

また、ブルーの輝く息は「クールに決めた」後で使う。守りの風で防ごう。
かけ直しは待つ方がいい。キラキラポーンで防げるアシッドブレスで消化させられる。

写真では、ピンクがアンルシアに見とれている。やはり女同士でも魅力的らしい。
だがこのバトルでは、逆にこちらが相手に見とれることもある。
キラキラポーンでも防げず、突然誰かが止まるのは相当に厄介だ。
どうしようもない盤面を引く前に終わらせよう。


3番目のクエストは、ココラタの浜辺で。
楽器職人から、素材集めを2度依頼される。
ガニラスはザコだが、ベヒードスは手加減無用の強敵。全力で戦おう。

笛作りを頼んだ"クロ様"という人物……クロウズか?

仲間と話すと、アンルシアは小さい頃に楽器を習ったらしい。王家の姫のたしなみだからって。
しかし才能が無かったようで、隣から苦情が来てやめたという。


ダーマ神殿のクエストは、全3話と少し長い。
大神官の後継ぎ候補のゾデラとジュアロ、それに旅芸人のギザント一座による物語だ。

DQ10-173

フウラ:その頃までダストンさん生きているのかな……?
マイユ:さ…さすがにダストンさんでもそれは難しいんじゃない……?
ヒューザ:いや……おっさんのことだからわからねえぜ

このように不思議な扱いされているのも、いつものことだ。
最近はもはや突っ込む気にもなれない。

そして、他の仲間が加わることが多いのがDQ10の仲間会話だ。
今後もネタを拾ってきたい。

96:01
スピカ:Lv57 ヒューザ:Lv55 フウラ:Lv55 ダストン:Lv55
ラグアス:Lv56 マイユ:Lv55 アンルシア:Lv65



[#14] 7/07

一通り回ったところで、またグランゼドーラ城に戻り賢者ルシェンダと話す。
今回はクエストの数が多かったが、ver2.1より小規模なイベントばかりだった。

DQ10-174

最初からいるんだけど……この台詞はオンライン版から流用したか?


再び力をためた運命の振り子が指し示すは、ソーラリア峡谷の遺跡。
そして、魔元帥ゼルドラドが映る。

DQ10-175

ぶち切れた。別の世界で仲間だった、同い年の母親を思い出させるような本気だ。
アンルシアは1人で飛び出していく。もちろん追いかける。


ソーラリア峡谷の宝箱のうち、いくつかは「解放の祈り」で扉を開けないと取れない。
外部の西にある壊れた階段は、落ちることで宝箱が取れる。
中身はエルフの飲み薬、MPを全回復する強力なアイテムだ。
できれば錬金で作りたいが、レシピはどこかで入手できるのか?

アンルシアがいないので、通常戦でも慎重に戦いたい。
ダークパンサーの敵シンボルが回避しにくく、注意が必要だ。

DQ10-176

橋の上のヘルビーストは、釣り出して回避しよう。

峡谷を進むと、古き神の遺跡に入る。
人間族の神・グランゼニスを祀る遺跡だという。
ここも宝箱にミミックはいない。全部回収して進む。


最深部で待つのは――山場と噂の、獣魔将ガルレイとの一戦。
BGMは「魔物出現」が使われる。
激戦に備え、タンクハンバーグを食べてから挑む。MHPと盾ガード率が上がる。

攻撃力が非常に高く、通常攻撃で250ダメージを与える。
突撃は2倍ダメージに麻痺が付く。
さらにジゴデインと、マホカンタ、テンションバーンを使う。

魔勇者と同様、ジゴデインはマホカンタで封じる。
そうすれば単体攻撃しかしないが、集中攻撃するためすぐ戦闘不能が出る。
どうやら、狙いを決める時に最大HP(または残りHP)が最も多い相手にターゲットを定め
仕留めるか、交代されるか、怒りモードになるまでその相手に攻撃し続けるらしい。
ただし、あまりに長引くと狙いを変える。

ゴールドフィンガーを使いたいので、前衛はマイユを起用。
そして、ラグアスかマイユを狙ってくれるまで防御を固める。
ともにスクルトを2回使った上で、ラグアスはアイギスの守りを、マイユは守りの構えを使えば
通常攻撃+突撃が来ても耐えきれる。
ただし突撃で麻痺が入るので、キラキラポーンも使っておく。

この方法の欠点として、マイユがゴールドフィンガーを使う時には防御を解かなければならない。
マホカンタかテンションバーンを使い、攻撃が1回しか来ないことを願うしかなさそうだ。

攻撃は超暴走魔法陣を敷いて、呪文で攻める。
ラグアスも手が空いた時はバギムーチョを使おう。


勝利しても経験値が入らない。つまり、1戦では終わらない。
大魔王の加護を得た魔族は、勇者の力が無ければ倒せない。

DQ10-177

やけにアンルシアに冷たかったミルトだが、理由は予想した通り。
トーマの親友として、頼りない勇者を許せなかったのだろう。

2戦目はアンルシアが復帰し、魔勇者戦と同じくバトルメンバーから外せない。
BGMは「不死身の敵に挑む」。

魔勇者と同じく、ガルレイも闇の衣を発動する。
これを勇者の光で除去しながら戦おう。
攻撃力は下がっている上に集中攻撃もしなくなり、ジゴデインさえ防げば負ける要素はない。

DQ10-178

勇者の光でガルレイが止まっている時は、耐性が下がるため攻撃のチャンスだ。
せっかくなので、呪文で最大ダメージを狙ってみる。

1戦目は45分かかったが、2戦目は20分と半分以下に短縮。
ちょっと弱くなり過ぎ?


さらにイベントは続く。
ゼルドラドとともにいる仮面の男に、アンルシアが1on1で挑む。しかし――

DQ10-179

DQ10-180

この仮面の男、正体はトーマだった。
アンルシアは戦えないまま、トーマとゼルドラドは去っていく。

98:08
スピカ:Lv57 ヒューザ:Lv56 フウラ:Lv56 ダストン:Lv56
ラグアス:Lv56 マイユ:Lv56 アンルシア:Lv65



[#15] 7/08

これからの戦いに備え、3つの試練をこなす。
アストルティアの勇者が生み出した、破邪の秘技を習得する。
すでに使える勇者の光の他に、3つの技がある。

3つの試練は、ルシェンダを除く3人の賢者から与えられる。
いずれも、指定された場所でボス戦をこなす。

DQ10-181

賢者達の会議は、グランゼドーラ城地下の秘密会議室で行われる。
エレベーターに音声が付いていたり、会議がビデオ会話だったり、DQでは珍しいテクノロジーだ。


最初に習得する技は、勇者の眼
物事の真偽を見極めることで、魔物のまやかしを打ち破る。
場所はアラハギーロ王国の闘技場が指定される。

アラハギーロといえば、ダーマ神殿で依頼をひとつもらっている。
「深遠なるぱふぱふ」という本が欲しいという。
街の井戸の中に、それはあるらしいが……

この奥「真の安住の地」に入ると、何の前置きもなくボス戦に突入する。

DQ10-182

DQ10-183

しびれくらげ先生の登場だ。
この一見普通のしびれくらげこそ、至高のぱふぱふの使い手である。


見てよこの、とろけるような顔を。

DQ10-184

もちもちしていて、まさに癒される。
効果は全員にHPとMPが999回復、そして魅了の効果だ。
キラキラポーンで魅了をカットすれば、回復だけもらえる。
ただし、アイギスの守りを使うと回復量が減少する。

他には通常攻撃とスピンアタック、逆おひねり(ゴールドシャワー)で全体に200与えてくる。
ファン呼びは被ダメージを一定までカットする。
2回行動で完全ローテだ。ファン呼びの次のターンに至高のぱふぱふを使うので、キラキラポーンで備えよう。

そしてHPが減ると、渾身の一発芸「いやんマダンテ!」を放つ。

DQ10-185

DQ10-186

見る者全員のテンションが75%上がるが、爆笑して1回休みにさせられる。
これもキラキラポーンでプラス効果だけ頂こう。


意外なところでネタ戦闘に足を突っ込んだが、本題に戻ろう。
勇者の眼の秘技を習得するべく、1戦こなす。

DQ10-187

まやかしを見抜く技の試練として、おあつらえ向きの相手が用意された。
DQ4から登場、ベロリンマンだ。

今回は3体に分身する。それぞれ1回行動で、通常攻撃、しゃくねつ、ひゃくれつなめを使う。
勇者の眼を早速使い、分身を除去しながら戦おう。
さらに属性耐性が下がるので、呪文で攻めるチャンス。
ヒューザのフォースを使った上で、アンルシアの超はやぶさ斬りを使うのもいい。

分身を除去せずとも、マヒャドとライデインの全体攻撃ラッシュでも勝てそうな気はするが
怒りモードに入られると危険なので、できるだけ勇者の眼を使って戦おう。
それほど手強い相手ではない。

DQ10-188

勇者の眼を習得したアンルシアは、ルシェンダの"真実"が見えてしまったようだ。
何が真実かって? 書くのは野暮だろう。
ブロッゲン:この世には見えぬ方がよい真実もある。今のはそのひとつ、気にしないことだ


2つ目の試練で習得する技は、勇者の盾
一度だけどんな攻撃も無効化する。

プクランド大陸のポーポラ地方、賢者の隠れ家が指定される。
ダンジョンになっているが、ver1の時点で探索はしておいた。いくつか宝箱がある。

今回の相手は、どくどくバルーン
しばらく戦っていると戦闘が中断し、イベントが入る。そこからが試練の本番だ。

仕切り直しの後、どくどくバルーンはメガどくどくガスを使う。
3ターン溜めた後に発動し、防ぎ損ねると問答無用でバトルメンバー4人が全滅する。
これを勇者の盾で防ぐのが、今回の試練だ。
テンション75%で使用できるため、溜め終わった時に必ず技を使える。

メガどくどくガスの後は、ヘルサークル⇒闇のブレス⇒ヘルサークル×2⇒攻撃⇒ヘルサークルと行動し
それから再びメガどくどくガスの溜めに入る。
ヘルサークルは全体に最大256ダメージと、2人がかりで回復しないとしのげない技だ。幻惑の効果もある。
闇のブレスはMHP低下の呪いが付加される。
これらをキラキラポーンで防ぎつつ、溜めに入るまでは防御重視で戦おう。


最後は賢者ホーローの試練に挑む、が……

DQ10-189

ブツンは彼が言っているのではなく、通信が切れる音だ。
何が起きたか、まず直接会わなければならない。
ヒントは無いが、場所の推測はできるだろう。列車に乗ればいい。

DQ10-190

何事かと思ったら、どうやら駅弁の争奪戦をしていたようだ。
車内アナウンスもこれを反映し「駆け込み乗車と駅弁の取り合いは危険ですのでおやめください」に変更されている。
取り合いになるほどおいしい駅弁があるなら、食べてみたいものだ。


さて、本題。
ホーローの試練では、勇者の心の技を習得する。
場所はリンジャの塔だ。途中までルーラで行けるので、それほど遠くはない。

今回の相手となるなげきの魔像は、初手でなげきの叫びを使う。
これを使われると、こちらは相手にダメージを与えられなくなる。キラキラポーンで防げない。
勇者の心を使うことで解除できる。リザーブも含め、全員の不利な状態異常を除去する技だ。

戦う分には問題ない。超暴走魔法陣を敷いて、神秘の風を2回使ったら準備完了。
マヒャド、ライデイン、バギムーチョ×2で攻め込もう。
全員が4桁ダメージを叩き込める、完全呪文シフトだ。


3つの試練をクリアした後、ミルトから話すことがあるという。
トーマの遺体を魔族に渡したのは、彼だった。
やはりアンルシアを許せなかったのが要因で、そこを魔族に付け込まれたらしい。

アンルシアは、ミルトに今まで通り生きることを求める。
そして、大魔王に加えて兄を討つことを宣言する。

DQ10-191

もちろん平気なわけがない。
だからこそ支えたい、この勇者を。

104:46
スピカ:Lv59 ヒューザ:Lv57 フウラ:Lv57 ダストン:Lv57
ラグアス:Lv58 マイユ:Lv57 アンルシア:Lv66



[#16] 7/11

破邪の秘技をひとつ習得するごとに、クエストが1つずつ増える。
レンダーシア各地にあと3つある、神の秘石――神が世界を守る要石に、勇者の力を注ぐ。
これが一行の次の目標となる。

まずはアラハギーロ王国へ。
魔族との戦争で財政難に直面するムーニス王は、ピラミッドの財宝を入手し売ることに決めた。

財宝の隠し場所である太陽の石室を開けるには、幻日の鏡が必要となる。
偽のアラハギーロ王国で入手しよう。
ピラミッドで踏破するべきルートは、前回より短い。さっくり行ける。
宝箱を4つ開けた。今回もミミックは混ざっていない。


ところが、招かれざる客が紛れ込んでいた。

DQ10-192

DQ10-193

で、デコっぱち……?


現れたのは、妖魔将ゲジュラ
ver1のカミハルムイ城のエピソードで登場した、怪蟲アラグネの色違いだ。

クエストの発生条件から推測できる通り、破邪の秘技の使いどころ。
アンルシアをバトルメンバーから外せず、BGMは「不死身の敵に挑む」が使われる。

2回行動で、まずは3ターン(行動6回分)の予備動作から妖毒陣を使う。
骨まで溶かすというほどの毒らしい。
実際に見てはいないが、おそらく防ぎ損ねれば試練の時と同じく即全滅だろう。
溜めている間は他の行動をしないので、溜めるのを見たらすぐに勇者の盾を使っていい。

その後いてつくはどう⇒ボミオスと行動するため、溜めている間に補助をかけまくる手は通じない。
あとは通常攻撃、死グモのトゲで攻撃しつつ、痺れ糸で全員を麻痺させる。
攻撃はフウラに276ダメージを与える。推定で攻撃力660
この程度では驚かなくなってきたあたり、DQ11も併せてインフレを実感できる。

運悪く全員麻痺してマズい状況だったが(昔のDQだったら全滅判定だった)、フウラが2ターンで復帰してくれる。
すぐ気付け草とキアリクを回し、2度目の妖毒陣を勇者の盾で防ぐ。
あとはマヒャドとバギムーチョで決める。
暴走魔法陣はいてつくはどうで消えないところが便利だ。

おそらく行動は完全ローテだろう。
妖毒陣を防いだら、アンルシア以外の主力を引っ込めれば次のいてつくはどうをやり過ごせる。
戦闘中に気づければよかったね。

DQ10-194

ぐふっ

神の秘石に力を注ぎ、スピカ一行の目的はクリア。
財宝は無かったが、ムーニス王は先祖が残したシャイニーメロンを持ち帰る。
砂漠でも育てられるメロンだという。
栽培が成功した頃に、食べに来るとしようか。


2つ目の神の秘石は、ダーマ神殿にある。
リンジャハル海岸のツイストーチから浄化の種火を入手して、本題だ。

しかし、現れた大神官は偽者だった。
入れ替わったのはついさっきのことで、神の秘石を破壊しに現れた。

DQ10-195

名は幻魔将ファズマ、こちらもver1で同系統のボスと会った。
メギストリスの都のエピソードで現れた、魔軍師イッドの上位種だ。

そして、4体に分身する。もちろん勇者の眼の使いどころ。
攻撃力は280と低いが、杖装備によりMP吸収の効果が付く。
ドルマドンやバギムーチョを使うが、後者は1人でもマホカンタを張れば使わなくなる。
1回行動なので、分身をすぐ消せば楽勝だろう。
また呪文シフトの4桁ダメージ連打で速攻した。
入手できる経験値は40,000。しかし珍しく誰もレベルアップしなかった。


3戦目の舞台は、モンセロ温泉。
前置きのアイテム納品の手順が無く、ボス戦のみのクエストだ。

今回の相手は、豪魔将ベリンダ&ブレンダ。2人で四魔将の一角を担う。
あまりにもベタな会話をしながら温泉に入っていたが、勇者が来たのを見て仕事を始める。

DQ10-196

フウラのこうしたストレートな台詞、久々に聞いた気がする。
片付けたら入ろう。アズランの温泉も一緒に入ったか、そういえば。


で、神の秘石の前で戦闘だ。
ベリンダ&ブレンダは、見ての通りの巨体かつ剛腕の持ち主。
いずれもガートラント城のエピソードで会った、呪術師マリーンの色違いだ。
細っこいアンルシアに負ける気がしないようである。

DQ10-197

DQ10-198

思いっきり刺さったようなんですが。
わざわざここだけリアル頭身のイベントシーンにするっていう演出に、ツッコミを入れたくなる。


ブレンダ:もっとぺったんこにしちゃいましょう
ベリンダ:叩き潰してやろうかね?

戦闘では、向かって左がブレンダ、右がベリンダだ。
ブレンダはマヒャデドス、ルカナン、マホトラを交えながら攻撃し、いてつくはどうも持つ。
一方、ベリンダは試練と同じなげきの叫びを使用。勇者の心で除去しよう。

DQ10-199

このベリンダバスターが要注意だ。全体に330ダメージ、フウラは一発で残りHP20以下まで追い込まれる。
スピカも無対策では危険だが、パネル拡張で新たに覚えた活命の杖を使う。
一時的に自分のMHPを200上げる特技だ。
使用時は残りHPも200増えるが、効果が切れる時は元々のMHPに満たない分のHPはそのまま残る。
これを考えると、状況次第だが「切れてからかけ直す」方が得だろう。

まずブレンダから狙い、いてつくはどうを封じる。
ベリンダバスターとマヒャデドスの組み合わせが来るとフウラが倒されるので、それを防ぐのも兼ねる。
マホカンタで後者だけでも対応するっていう手もありそうだが。
こちらからの攻撃手段には困らない。物理も呪文も有効だ。

最初はともに1回行動だが、ベリンダのみが残ると2回行動を始める。
630ダメージの痛恨を2連発されることもあるため、聖女の風を使いたい。

2人組ということもあり、四魔将ではガルレイに次ぐ強敵だった。
あとの2体がザコだったという話でもあるが。


DQ10-200

DQ10-201

この優秀なヒロインが、突然こんなかわいいことを言い出すものだから
不意打ちにノックアウトされたオンライン版の冒険者が続出したらしい。

あちらでフルボイスになったのはver5以降なので、この台詞にボイスが入るのはオフライン版のみ。
ここだけちょっと子供っぽい声になっていた。

ついでに、アンルシアは身長も少し低めらしい。
といってもDQの基準は日本人の平均より高い。それを考慮すると、おそらく150後半だろう。

でもって、細っこいのも見ての通り。
だがパーティで一番の攻撃力を持っている。それも片手剣装備で。
あの体のどこにそんな力があるのか、確かに疑問だ。

108:06
スピカ:Lv60 ヒューザ:Lv58 フウラ:Lv58 ダストン:Lv58
ラグアス:Lv59 マイユ:Lv58 アンルシア:Lv66



[#17] 7/13

次は山場になりそうなところで、寄り道回を挟む。

スピカがLv60に到達したので、スキルパネル拡張クエストをこなす。
今回の試練は、スキルマスターの2人目の弟子・ディエゴが担当する。

DQ10-202

で、なぜかプスゴンの部屋にワープ。ここで試練を行う。


今回の相手はヴォルカドラゴン
2回行動で、メラガイアー、しゃくねつ、ハッピーブレスを主に使う。
ブレス2種は守りの風で防げるので、常に維持しよう。
時折使うたたきつぶしは全体300と強烈だが、使用頻度は低い。
これをしのげるHPを残して戦い、不安なら聖女の風も使うといい。
攻撃力は推定450、被ダメージは170ほど見ておく。

DQ10-203

だが問題がある。このボスはベホマを使う。
しかも回復量が9999と多く、対策しないと泥仕合になりかねない。
すぐさまマホトーンを試す。幸いにして有効だ。暴走すれば十分な成功率が期待できる。

結論から言うと、これでLv60を要求することに物申したくなるくらい楽勝だった。


これで、2段階目のパネルが拡張される。
スピカはMP+50のみだが、SPなら余っているのですぐ取得。
アンルシアは呪文暴走率+5%を取った。これで呪文シフトがさらに強くなる。パネルで強化したいが今はまだできない。

ヒューザはロストブレイクチャージタックル、2つの有力な特技を手札に加えた。
フウラは零の洗礼を習得。賢者が覚える、対象の強化を除去する技だ。
全員のMPを回復する、スピリットゾーンも覚えた。
この技はラグアスも覚えられるが、メギストリスの祝福があるので必要性は低いか。

ただ、これでマイユのゴールドフィンガーの重要度が下がった。
格闘スキルのパッシブ強化を取って、3人目の物理アタッカーの役割を持たせるか?
銀パネルが2枚あれば、合計で攻撃力が200以上も乗せられる。
拡張されたスキルから、無念無想を習得。自分のMPを回復する特技だ。

ラグアスとダストンは、今回は特に欲しいスキルは無かった。
実のところSPは余り気味。ヒューザとアンルシア以外は、100以上も使い残している。
あっても使わなさそうな特技よりは、ステータス強化などのパッシブスキルを取りたい。
強いて挙げれば、ラグアスのロストスナイプは使えるかもしれない。


もうひとつ、ここでレベル上限解放もやっておく。
ver1ではLv70が上限だが、ver2でクエストをこなすことでLv99まで上げられる。
仲間の誰かがLv65になったら、試練を受ける権利が得られる。
これは主人公以外でもかまわない。

3人の光導士と会った後、2度のボス戦に勝つ必要がある。

DQ10-204

1戦目は、封魔フォーゲル。
初手で封魔の邪法を使い、問答無用で呪文を封じる。
なんと勇者の心でも解除できない。味な真似を。

これではスピカとラグアスは戦力にならないので引っ込める。
代わりに、ヒューザとダストンを投入。
ダストンのゴッドジャグリングは、8回攻撃で攻撃力低下の効果が付く。
打ち続ければ、ほぼ常に敵を弱体化しておける。

フォーゲルの手札は通常攻撃の他、なぎはらい、降り下ろしで攻撃し
紫雲のたつまきで全体170ダメージに毒をかける。
フウラの夢幻の風で回復しつつ守備力を上げ、毒はアイテムで治しながら戦おう。

敵の攻撃はゆるいので、これで十分勝てる。
もし勝てなければ、ダストンに超ハッスルダンスを覚えさせた上で出直していたところだ。

DQ10-205

DQ10-206

SHTに入ったら、不死鳥天舞で攻める。こちらには衣装変えが反映される。
合計ダメージは4425、必殺技にふさわしい威力だ。


2戦目は、5体の魔物との連戦。
勇気、慈愛、英知、希望を糧として、正義の心を示す。

といっても5体同時に来るわけではなく、最初だけ2体、次からは1体のみ。倒すと次が現れる。
ずしおうまる&ブルサベージ、スライムベホマズン、セルゲイナス、れんごくちょう、という顔ぶれだ。

はっきり言って、どの魔物も弱い。
マヒャデドスやイオグランデなどの最上級呪文も使うが、それでもダメージは100程度。
無茶苦茶な行動回数で来ることもない。
Lv65を要求することに正気を疑いたくなるほど楽勝だった。

DQ10-207

地面にめり込むスライムベホマズン。なんだか驚いているような顔だ。


このクエストで会う4人の光導士は、オーガ、ウェディ、エルフ、ドワーフだ。
あとはプクリポがいれば5種族が揃うが……

DQ10-208

彼女達の主、聖光教主がプクリポだ。
見ての通りやけに大きい。オンライン版の大辞典によると、推定384cmだという。
超絶もふもふらしく、光導士達は早速抱きつきに行った。

冥王ネルゲルや大魔王マデサゴーラの出現は、アストルティアの危機の一部に過ぎない。
真の邪悪は、ネルゲルと戦った時に現れた黒い手――大いなる闇の根源だ。
そして、その名を異界滅神ジャゴヌバという。
オンライン版における、ver5のラスボスと聞いている。
今の物語がver2なので、続きができるとしても対決の日はまだまだ遠いだろう。


試練をクリアし、レベル上限がLv99となった。
習得する呪文やスキルは前もって見ることができる。
魔法使いはLv75でメラガイアーを習得する……のだが、必殺技なので気軽に連発はできなさそうだ。

それよりも、Lv70以降は呪文威力アップ、たまに再行動など
面白そうなパッシブ強化を多く取得できる。
本編を終える前に、そこまで上がるのかが大問題だが。
このペースだとLv70になる前にエンディングに到達してしまいそうだ。


ここらでちょっと一休み、カジノに行く。
ver2になってから、ほとんどのボスが5桁のゴールドをくれるため
いつの間にか所持金が50万Gに達していた。
ここらでカジノに使うのもいいと思ったわけだ。

しかし、娯楽島ラッカランのカジノでは
所持数が1000枚を超えるコインは金で買うことができない。
これ以上のコインは、遊んで増やすのみ。

このカジノに用意されているゲームは、スロット、ポーカー、ルーレット、ビンゴの4種類。
まず大定番のスロットだが、Blackは好きとは言えないゲームだ。
DQ11Sのマジックスロットは面白かったが、あれは例外。

ポーカーは昔ながらのファイブドローで、ツーペア以上の役を起点にダブルアップに挑める。
しかし、このダブルアップが完全な運勝負。つまらない上に稼ぐ効率も悪い。
ハイ&ロー形式のダブルアップなら面白いのだが、DQではSFC版の6でしか見たことがない。

ルーレットも有名なカジノゲームだ。DQでは8からカジノに加わった。


そして、注目のビンゴ。
他のゲームとは一線を画す演出が面白いので、ラッカランのカジノに来たらぜひともプレイしたい。

ゲームの流れは次の通り。ピンボールの要領で開く数字が決まる他、盤上のギミックが作動する。

・ビンゴカードが配られ、最初に7マスが開く
・前半の3球、ここまではカードの四隅部分を回転できる
・後半の5球、モンスターパネルがオープンする

DQ10-209

後半に現れるモンスターパネルは、現れたモンスターが周囲のマスを開けてくれる。
特にばくだんいわは周囲1マス全部が開くため、うまくすれば複数のビンゴを狙えるだろう。
しかし特技を使うにはMPが必要で、盤上の回復アイテムを取ってMPを回復させなければならない。
いいところにモンスターが来てくれても、MP不足で不発に終わることもある。

また、盤上にいるモンスターにボールが当たった時も特殊な効果が発動する。

スライム…………最初は寝ている。8体全て起こせば、ビンゴで得られるコインが2倍に
はぐれメタル……倒せば入手コインが2倍。ただしボールが当たっても攻撃判定にならないこともある
マネマネ…………エクストラボールがもらえる。1ゲームに1回限り

全部のボールを使い切ると、揃ったビンゴの本数に応じてコインがもらえる。
3ビンゴが損益分岐点だろう。

最高記録は8ビンゴ12608コイン、最低記録は0ビンゴの15コイン。
大量に稼いだ時にはロングファンファーレが聴ける。


たまに発生するカジノレイドでは、ゴールデンスライムが出現。
他の参加者も含め、ビンゴを揃えるごとにダメージを与えることができ
見事仕留めれば大量のコインがもらえる。
この時は、BGMもDQ4の「栄光への戦い~生か死か~」に変わる。

DQ10-210

DQ10-211

レイドで3万枚以上のコインが入る。これが真の自己ベストだ。


早速、2万コインでVIPライセンスと引き換えた。
VIPルームで賭け金の高いゲームができる。この先もコインを稼ぐなら、最優先で欲しい。

それだけではなく、BGMも通常ルームではDQ4,8の「楽しいカジノ」だが
VIPルームに入るとDQ6の「ハッピーハミング」に変わる。
DQで最も好きなカジノ曲を聴きながら遊べるため、楽しさが大幅に上がる・w・b

VIPルームでのカジノレイドは、まだ出くわしていない。
同じくDQ6の「勇気ある戦い」が聴ければ最高なんだけど。

108:06
スピカ:Lv60 ヒューザ:Lv58 フウラ:Lv58 ダストン:Lv58
ラグアス:Lv59 マイユ:Lv58 アンルシア:Lv66



[#18] 7/15

一行は再びソーラリア峡谷を訪れる。

DQ10-212

なんと驚いたことに、峡谷は異世界のような魔境に早変わり。
「ねじれたる異形の大地」と名を変えた。

各所の塔のエレベーターに乗りながら進む。
ただし起動するには指定された魔物を倒す必要がある。
最初のエリアから順に、バルバロッサ1体、フラワーゾンビ3体、ゲルバトロス5体、トロルキング3体。
このうち、ジャミラスの色違いのゲルバトロスが強い。
闇のブレスで全体攻撃、やけつく息で全体に麻痺を撒く。後者は成功率がやけに高い。
隙を見てキラキラポーンを回そう。

こういう時に、満月のリングでもあれば便利なんだが
今作はあまりアクセサリーを入手できていない。
どうやら、迷宮コインで戦えるコインボスから入手できるようだ。
メインストーリーに区切りがついたら、そちらにも手を付けてみよう。


4エリア目には、魔幻宮殿の入り口がある。ここが大魔王マデサゴーラの居城だ。
しかし入り口が封印されており入れない。

そして魔王は、この場で「盟友の恐怖」を作り出す。

DQ10-213

それは冥王ネルゲルのシルエットだった。まさに死の具現である。
BGMもver1での決戦が再現され、「冥府の王」が使われる。


恐怖の化身は、最大の得意技である恐怖の縛鎖を初手で使う。
全体にダメージを与え、さらに自分は「直接攻撃した相手に麻痺をかける」「相手の行動時に一定確率で恐怖させる」効果を得る。
前者は呪文なら問題ない。必殺技も対象外らしく、不死鳥天舞には発動しない。
一方、後者はこちらの魅力による見とれと同じ効果だ。キラキラポーンで防げない。
ダメージは残りHPに対する割合らしいが、その割合も一定範囲で上下する。
おそらく、この技で倒されることは無さそうだ。

他には単体180の魔瘴弾、全体220に攻撃力低下&魔力低下&幻惑の効果が付く冥界の門を主に使う。
あやしいひとみ(単体に眠り)も使用。たまに何もしない。行動は2回。

攻撃力も推定690もあり、ver1の冥獣王ネルゲルを上回る。
こちらもあの時より強くなったが、アンルシア以外は無策では2発受けられない。
しかし全員一撃でノックアウトされていた当時に比べれば、対策のしようはある。
どうやら通常攻撃に限り後衛を優先して狙うらしい。
通常攻撃がフウラに当たり、次に冥界の門でKOというパターンが多発した。


対策は、まずキラキラポーンを回す。
冥界の門に邪魔されず攻撃ができ、あやしいひとみを無駄行動にできる。
スピカは活命の杖でHPを補強。これなら簡単には倒されない。

攻撃は、恐怖の縛鎖を張られている間は呪文と必殺技だけに絞る。
アンルシアもライデインで攻めよう。魔力強化と暴走で簡単に4桁ダメージを出せる。
恐怖による突然の行動不能に備え、追い詰めても勇み足は避けたい。
仕留めるまで油断しないように。

新たに覚えた、フウラのスピリットゾーンも使ってみる。
全員のMPをターンごとに回復する技だ。回復量は1回に48と、メギストリスの祝福の2倍。
これだけあれば、消費の重い技も気軽に使える。

さらに、ラグアスのロストスナイプを手札に加える。
アンルシアがトリガーを引いても対処でき、今回は1度しか怒りモードでターンを回さなかった。


恐怖の化身は退けたが、魔幻宮殿の封印は今の一行には破る手段が無い。
不本意だが退却し、グランゼドーラ城に戻る。

DQ10-214

111:33
スピカ:Lv62 ヒューザ:Lv60 フウラ:Lv60 ダストン:Lv60
ラグアス:Lv60 マイユ:Lv60 アンルシア:Lv67


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